脱毛サロンって予約が面倒、忙しくて通えない、そんな理由でセルフ脱毛をしたい人におすすめなのが、家庭用脱毛器です。
しかし、家庭用脱毛器はいろんな種類があって選ぶのが難しく、セルフ脱毛をするにも少しテクニックが必要になります。
そこで家庭用脱毛器のメリットやデメリット、選び方や脱毛のコツ、全身脱毛はできるのか、脱毛サロンに通うのとどちらが良いのかなど、気になる情報をまとめました。
実はとても重要なポイントなのですが、家庭用脱毛器と言ってもいろんな種類があるんです。
メカニズムや特徴がそれぞれ違うので、選び方を間違うと期待していたような仕上がりにならないこともあります。
そこで、まず家庭用脱毛器の種類と特徴をチェックしてみましょう。
フラッシュ式家庭用脱毛器
レーザー式家庭用脱毛器
脱毛サロンや脱毛クリニックと同じく、光を当てて脱毛するタイプの家庭用脱毛器です。
特にフラッシュ式は広範囲に脱毛ができて、繰り返し使うとムダ毛が生えにくくなっていきます。
パワーこそレーザー方式より低いのですが、2週間に1回程度コツコツ使えば目に見えて脱毛効果が出てきます。
フラッシュ式やレーザー式の家庭用脱毛器でツルツルになるには機種や個人差がありますが、10回から20回程度の処理が必要になります。
サーミコン式熱線家庭脱毛器
電気シェーバー
サーミコン式は毛を焼き、シェーバーは刃で毛を刈り取って除毛するタイプです。
脱毛器と言ってはいますが、毛を生えなくする効果は無い除毛器なんですね。
つまり、一時的にムダ毛を処理することは出来ても、定期的にずっと除毛処理が必要になります。
除毛器にもいくつか種類がありますが、サーミコン式は肌への刺激が少なく、処理した後にチクチクしないのがメリットです。
ローラー式家庭用脱毛器
高周波式家庭用脱毛器
超音波家庭用脱毛器
ローラー式は毛をローラーに巻き込んで抜き取るタイプの脱毛器で、こちらも分類としては除毛器になります。
高周波、超音波式の脱毛器も超音波で毛を抜きやすくする毛抜きなので、やはり除毛器として分類されます。
どちらも毛を抜き取るだけで、将来的にムダ毛が生えて来なくなる脱毛効果はありません。
しかも毛を抜くと肌が傷つくことがあるなど、ある程度のリスクもあります。
ですので、この毛を抜くタイプの家庭用脱毛器はちょっとおすすめできません。
まとめると、効果があるのはレーザー式かフラッシュ式で、後はカミソリとあまり変わらない除毛器なんです。
もし家庭用脱毛器を選ぶなら、フラッシュ式かレーザー式をおすすめします。
でも「よく名前を聞くあの脱毛器ってどんな脱毛方式なの?」と疑問に思う人もいますよね。
そこで、それぞれの商品を詳しくチェックしてみました。気になる家庭用脱毛器の特徴がひと目でわかりますよ。
脱毛器の種類 | 商品名 |
---|---|
フラッシュ式 光脱毛式 | ・エムロックグループ ケノン ・LAVIE(ラヴィ) ・リンクス Need ・LAVIE ・センスエピX・センスエピJ ・ブリリアントエピダイアモンド ・ブラウン シルクエキスパート ・ヤーマン レイボーテプロ ・LULUCAR 光脱毛器 ・2PS 脱毛器など |
レーザー式 | ・トリア 4Xなど |
サーミコン式 | ・ヤーマン ノーノーヘアなど |
電気 シェーバー | ・パナソニック フェリエ ・オムニ シェーバーminiノヘア ・貝印 bi-hadaなど |
ローラー式 | ・パナソニック ソイエなど |
超音波式 高周波式 | ・ジュエルエピ ・エムジョイ高周波脱毛機など |
上記の中には、聞いたことがある家庭用脱毛器の名前も多かったのではないでしょうか?
今は国産品から輸入品まで、いろんな脱毛アイテムをネットで買う事ができます。
特にフラッシュ脱毛器はスーパーや電気屋さんにあまり無いので、ネットで取り寄せると良いですね。
商品名 | 1回に脱毛 できる範囲 |
コスト | 痛み |
---|---|---|---|
フラッシュ式 | ・広範囲脱毛OK! |
・サロンより安い ・友達とシェアOK |
・出力を調整可能 |
レーザー式 |
・ちょっと狭い ・全身は難しい |
・カートリッジ不要 | ・かなり痛い! |
レーザー脱毛器はカートリッジ不要、長く使う人ほどコスパが良いんですね。
ただし、レーザー脱毛器は1度に脱毛できる面積が少なく、脱毛力が強いだけに痛みもあります。
なので広い面積を快適に脱毛できる、フラッシュ脱毛式脱毛器が1番おすすめと言えるんです。
ちなみにフラッシュ式脱毛器でも、ひとり分なら付属のカートリッジで全身脱毛完了まで足りる場合がほとんどです。
カートリッジを買い足すのは友達や家族とシェアした場合や、なかなか毛が減らなかった時だけと考えましょう。
フラッシュ式の家庭用脱毛器は、機械から出る光の熱エネルギーで毛根を処理する仕組みです。
なので、心配しなくても使い方は簡単、普通の家電なので誰にでも簡単に扱えますよ。
ただ、痛みを抑えたり、キレイに仕上げるにはコツもあるんです。
痛みを抑えるため、脱毛前は丁寧に皮膚を冷やしておくのがポイントですよ。
あと、顔の部分を脱毛するためには、脱毛の光から目を守るサングラスも必要ですね。
サングラスや保冷剤がセットになった家庭用脱毛器も多いので、買う時は付属品もチェックです。
また、光を当ててみて「痛い!」と思ったら出力レベルを下げて、ちょうど良いラインを見つけましょう。
そして、商品によって光が出るハンドピースが独立したもの、本体と一体型のものがあります。
どこから光が出るのかよく確認し、隙間なく肌に光を当てるのがキレイに仕上げるコツですよ。
背中やうなじ、お尻など自分で当てにくい場所は、ぜひ家族や友達に脱毛してもらいましょう。
そして気になるのが、家庭用フラッシュ脱毛器の効果ですよね。
光を当ててすぐに毛が抜けるわけではないので、効果を実感するにはちょっと回数が必要になります。
根気強く繰り返す事で結果がじわじわ現れます。くじけずに頑張りましょう!
そして気になるのが、家庭用脱毛器でサロンのような全身脱毛はできるのか?という点です。
先に結論を言ってしまえば、家庭用脱毛器でも全身脱毛はもちろんOKですよ!
しかし、脱毛器の性能次第では全身脱毛が難しかったり、自分で処理するネックもあったりするので注意が必要なんですね。
背中やお尻など手の届かない部位の脱毛が難しい
手の届かない場所の脱毛はカンに頼るしか無く、キレイにくまなく脱毛するのはかなり難しくなります。
彼や家族、友達など、誰か脱毛を手伝ってくれる人を探さないといけません。
打ち漏れが出てなかなかキレイに仕上がらない事も
また、家庭用脱毛器は1発ずつ当てては場所をズラして行くので、光が当たらない部分、つまり打ち漏れが出がちです。
打ち漏れた場所はムダ毛が残り、まばらに濃い毛が残ってしまう事もあります。
痛みを我慢しながら脱毛するのは大変
フラッシュやレーザーの光は毛の黒いメラニンに反応するので、毛が太く皮膚が薄いだと痛みが強くなります。
痛みを我慢しながら正確に脱毛器を当てるも大変なので、キレイに仕上がらない場合もあるんです。
家庭用脱毛器はいつでも自分のペースで脱毛できて良いですが、キレイに仕上げるのがなかなか難しいんですね。
しかも、機種によっては全身脱毛が難しい場合もあるので要注意です。
全身脱毛に使うなら、照射面積が広いフラッシュ脱毛器を選ぶ必要があります。
テクニックと手間が要求される家庭用脱毛器での全身脱毛、最初からキレイに仕上げるのは難しそうです。
なるほど、家庭用脱毛器は広範囲脱毛OKなフラッシュ式が1番いいんだ!でも種類が多すぎて選べない・・・。
そんな人のために、スペックや料金からおすすめの家庭用脱毛器をピックアップしました。
安い輸入品の脱毛器は出力が高すぎて危険だったり、逆に効果が無い場合もあります。
きちんと選び抜いた家庭用脱毛器を使って、理想的な肌を目指しましょう。
効率良く手足、胴体の無駄毛を処理するなら断然フラッシュ脱毛式ですね。
特に、照射面積が広いケノンやラヴィなら、一度に多くの毛を処理できますよ。
フラッシュやレーザー脱毛の下準備のムダ毛処理に、ノーノーヘアを使うのもアリです。
チクチクしない、肌に優しい除毛器なんですよ。
それでは、おすすめした家庭用脱毛器の値段や性能をまとめて紹介します。
脱毛方式 | フラッシュ式 |
---|---|
出力調整 | 7段階(レベル1〜7) |
照射寿命 | レベル1で10万発 |
連射回数 | 2〜5回 |
オートモード | あり |
照射面積 | 7.4平方cm |
本体値段 | 39,800円(税別) |
本体付属品 | 本体・脱毛カートリッジ、クーリングパックなど |
カートリッジ値段 | 脱毛カートリッジ・スリムカートリッジ 各4,500円 |
その他の機能 | カートリッジを変えれば美顔機能も |
コスパ重視でお家脱毛したい人には最適
LAVIE(ラヴィ)はリーズナブルなのにしっかり脱毛できる、国産の優秀家庭用脱毛器です。
手に持って使うハンドピースも軽量で、照射面積も広いので使い勝手も抜群です。
カートリッジもLV1なら全身250周も使えるロング寿命も大きな魅力と言えます。
とにかくコスパが良いですし、インテリアとしても可愛いデザインも人気の秘密です。
連射装置のおかげで強い光を一気に当てなくても脱毛力が発揮でき、痛みを抑える事ができるのもメリットですね。
脱毛方式 | フラッシュ式 |
---|---|
出力調整 | 5段階 |
照射寿命 | 15万発 |
連射回数 | 自動連射のスライド式 |
オートモード | あり |
照射面積 | 2.7平方cm |
本体値段 | 24,800円(税別) |
本体付属品 | 本体ほか |
カートリッジ値段 | カートリッジ交換不可 |
その他の機能 | ボタンが無い全自動タイプ |
ちょこっと脱毛したいカジュアル派に
センスエピはイスラエル製の家庭用脱毛器です。肌の上を滑らせるだけで脱毛できる優れものですよ。
しかも値段が安く、小ぶりで使い易いのもポイントです。
ただコードレスではないので、背中などの部位を脱毛するにはちょっと邪魔かも知れません。
そしてカートリッジ交換不可の使い切りタイプなので、値段の割に寿命は短めと言えます。
ちょこっと脱毛したい人向け、ライトな家庭用脱毛器がセンスエピJです。
脱毛方式 | レーザー式 |
---|---|
出力調整 | 5段階(レベル1〜5) |
照射寿命 | 充電回数500回分 |
照射面積 | 0.785㎠ |
本体値段 | 56,800円(税込) |
本体付属品 | 本体・スージングジェル |
カートリッジ値段 | カートリッジ交換なし |
その他の機能 | 充電式で持ち運べる |
顔や指など狭い範囲をツルツルにしたい人向け
トリアはアメリカで認証を受けた家庭用レーザー脱毛器です。
産毛に強く、毛の復活を抑える力が強いダイオードレーザー内蔵で、カートリッジ交換も不要なんです。
しかし、照射面積が狭く、レーザー式なので痛みが強いというネックがあります。
手足も脱毛しようと思うと時間がかかりすぎるので、顔や指など細かいパーツ向けのアイテムです。
ワキだけ脱毛するのでも1回のお手入れで100回照射が目安なので、かなり手間がかかりますね。
ただ、産毛への効果は高いので、クセはあるけど上手に使えば効果を実感しやすい個性派マシンと言えます。
脱毛方式 | サーミコン式 |
---|---|
本体値段 | 28,381円(税別) |
本体付属品 | 本体・ワイドチップ・スモールチップなど |
カートリッジ値段 | サーミコンチップJワイドセット2個2,096円(税別) サーミコンチップJスモールセット2個2,381円(税別) |
その他の機能 | 充電式で持ち運び可能 |
カミソリ負けしがちな肌の人
ノーノーヘアは毛を焼き切る除毛器なので、毛を生えなくする脱毛効果はありません。
あくまでカミソリと同じく、生えてる毛をカットする除毛器がノーノーヘアなんですね。
熱線で焼き切るのでチクチクせず、肌へのダメージも控えめなアイテムです。
ただ、熱線で毛が焼ける匂いがする、時々熱を感じる、こまめなカートリッジ交換が必要というネックもあります。
カミソリで剃ると肌が負ける人向けの家庭用除毛器と言えるでしょう。
ここまで家庭用脱毛器について紹介しましたが、気になるのが「結局、脱毛サロンとどっちがよいの?」という部分ですよね。
そこで費用、手軽さ、脱毛力の3ポイントでサロンの美容脱毛と家庭用脱毛器を比べてみましょう。
まず、金額では家庭用脱毛器が有利ですね。高くても7万円くらいの低コストが魅力です。
脱毛サロンの費用 | 家庭用脱毛器の費用 |
---|---|
・脱毛回数に応じて値段が決まる ・全身脱毛の相場は20〜40万円 | ・数万円のマシンで脱毛し放題 ・友達とシェアしてもOK! ・フラッシュ脱毛式なら相場は10万以下 |
しかも、自分用のカートリッジを買えば友達や家族と本体をシェアできるのも家庭用脱毛器の魅力ですね。
6万円の脱毛器を3人でシェアすれば2万円、これは賢い買い物と言えそうです。
そして手軽にできる、面倒くささや恥ずかしさで見ると引き分けと言えます。
脱毛サロンの手軽さ | 家庭用脱毛器の手軽さ |
---|---|
・ベッドに寝てれば脱毛してくれる ・でも予約した日に来店しないとダメ | ・いつでも脱毛できて手軽 ・でも自分で脱毛するのは手間・・・ |
家庭用脱毛器ならいつでも脱毛OKですが、脱毛サロンだと予約した日に縛られるのが面倒ですよね。
ただし、家庭用脱毛器は自分でマシンを扱って脱毛しないといけないので、かなり手間がかかるのがネックです。
一方で脱毛サロンは寝ているだけで脱毛してもらえて快適ですね。
つまり、脱毛サロンも家庭用脱毛器も、手間は同じくらいかかると言えます。
そして最後に、重要な仕上がりの違いです。
脱毛サロンの仕上がり | 家庭用脱毛器の仕上がり |
---|---|
・プロが脱毛するので打ち漏れ無し ・背中やお尻もキレイに全身脱毛 ・業務用マシンだから脱毛力が高い | ・自分でやるから毛がまばらに・・・ ・効果が出るのもサロンより遅い |
仕上がりは圧倒的に脱毛サロンのほうが良いと言えます。背中からお尻まで、プロの手でツルツルになれるんです。
そして、出力はほぼ一緒でも脱毛サロンの業務用マシンのほうが性能的には上なんですね。
一般的に言われるのが、脱毛サロンのほうが出力が強いから効果でるよ!という事です。
ここにはひとつ間違いがあって、家庭用脱毛器も業務用脱毛機も出力はほぼ20ジュールが最大で、それほど変わりません。
本当はその何倍も出力を高める事は出来るのですが、安全のため力をセーブしてるのが日本の脱毛器なんですね。
しかし、家庭用脱毛器で痛みを抑えるために使う保冷剤の代わりに、業務用マシンには冷却装置が内蔵されています。
自動で肌を冷やしつつ脱毛するため痛みが家庭用よりグッと少なく済みますし、スピーディに脱毛が終わりますよ。
また、同じ出力でもそのエネルギーを伝える熱伝導率も業務用のほうが高く、無駄毛の抜けも脱毛サロンのほうが良いんです。
そして、脱毛サロンは背中やお尻など見えない場所もプロが脱毛するため漏れが無く、無駄毛がキレイに抜けるんですね。
つまり、脱毛するならサロンの業務用マシンのほうが圧倒的に良いんです!
徹底してお金をかけたくないなら家庭用脱毛器も良いですが、全身脱毛するなら脱毛サロンがおすすめです。
脱毛サロンなら仕上がりがキレイで手間いらず、痛みも少ないので快適にツルツルになれますよ。
例えるなら、髪のホームカットと美容室のカットでは仕上がりが違うのと同じですね。
ただし、子育て中で外出が難しい、仕事が忙しい、どうしても他人にムダ毛の生えている部位を見られたくない人もいますよね。
そんな時は家庭用脱毛器が役立ちますので、効率良く脱毛できるケノンやラヴィを試してみましょう。
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※レベル1〜10で照射した寿命
・エクストララージ:37mm×25mm
家庭用脱毛器で全身脱毛したい人向け
日本国内で1番売れている家庭用脱毛器がケノンです。バージョンアップを重ね、使い勝手もどんどんUPしています。
カートリッジと本体が家庭用脱毛器にしては高めですが、脱毛サロンに通うよりはずっと安く済みますよ。
今なら本体に長寿命なプレミアム、照射面積が大きいエクストラのカートリッジが付いて来るのも良いですね。
10段階で出力調整できるので、痛いと思ったら出力を下げる事もできて安心感もあります。
肌に当たる部分が交換できるカートリッジ式なので、誰かとシェアするのもOK。